税制 / 支援策・政策情報
大胆な投資促進税制(特定生産性向上設備等投資促進税制)
大規模な生産性向上投資を後押しするための税制措置です。補助金ではなく、要件を満たして申告することで税負担を軽減する仕組みです。

制度の目的
国内での大規模かつ高い生産性向上を伴う設備投資を促すこと。
主な対象の考え方
青色申告書を提出する法人・個人が対象です。原則全業種ですが一部対象外があります。実際の適用可否は、事業内容・投資内容・投資計画の確認などの要件で決まります。対象設備には、機械装置、ソフトウェア、建物などがありますが、中古資産、貸付用資産、試験研究用資産、建物だけの投資は対象外です。
主な要件
- 計画に記載する設備投資額が、中小企業者等は5億円以上、その他の事業者は35億円以上。
- 年平均の投資利益率(ROI)が15%以上となる見込みであること。
- 経済産業大臣による投資計画の確認を受けた日から5年以内に対象設備を取得し、事業の用に供すること。確認期限は2029年3月31日です。
税制措置の考え方
即時償却、または税額控除7%(建物・建物附属設備・構築物は4%)を選択できる仕組みです。税額控除の上限は、法人は調整前法人税額の20%、個人は調整前事業所得税額の20%です。即時償却は税金が全額還付される制度ではなく、費用計上の時期を早めることで税負担を繰り延べる効果です。
検討から申告までの流れ
- 確認申請書と裏付資料を作成し、公認会計士または税理士の事前確認を受け、事前確認書を取得する。
- 事前確認書を添付して、Gビズフォームから本社所在地を管轄する経済産業局へ確認申請し、設備の取得等の前に経済産業大臣の確認書を受ける。
- 確認書を受けた後に対象設備を取得し、事業の用に供する。
- 設備を取得等し、事業の用に供した年度に、Gビズフォームから所轄の経済産業局へ適合証明申請(事後照合)を行い、経済産業大臣の適合証明書を受ける。確定申告時に確認書と適合証明書を提出する。
公式情報
制度の詳細・最新状況は、以下の公式情報で確認してください。
- 経済産業省 大胆な投資促進税制 リーフレット ↗
- 経済産業省 大胆な投資促進税制 申請要領 ↗
- 経済産業省 大胆な投資促進税制 ↗
- 経済産業省 令和8年度税制改正の概要 ↗
- 国税庁 令和8年度法人税関係法令の改正の概要 ↗
- 国税庁 No.1200 税額控除(所得税) ↗
- 財務省 産業競争力強化法等の一部を改正する法律案 ↗
- 財務省 法律案本文 ↗
- 財務省 令和8年度税制改正の大綱の概要 ↗
本ページの最終確認日:2026-09-16

